泰雲寺、小早川隆景の墓、大内教弘の供養塔等

山口県山口市下小鯖にある泰雲寺

応永十一年に創建された寺院。
のち大内教弘の菩提寺となって現地に移転。大内氏滅亡後は小早川隆景の菩提寺となり、泰雲寺と改めた。
小早川隆景や大内教弘関係の石塔が建つ。

山門

門と回廊

小早川隆景の墓
沼田小早川氏十六代。毛利元就三男。
竹原小早川氏へ養子のち、繁平の妹を娶り沼田・竹原の小早川氏を統合。
沼田小早川氏の全盛期を築く。
墓は四か所あり、此処の泰雲寺、米山寺、宗生寺、大徳寺黄梅院にある。
泰雲寺殿泰雲紹閑大居士。

小早川隆景室の墓
沼田小早川正平の娘。問田の方。
慈光院殿渓永智大姉。

大内教弘の供養塔
大内氏二十八代。
最後は伊予の興居島で死に、墓もそちらにある。(和気比売神社の裏畑跡内)
闢雲寺殿大基教弘大禅定門。

益田七内の墓
問田深野の領主となり、毛利氏守役だったようだが、若君を落馬で死なせてしまった為切腹したと云う。
正通院殿要甫紹玄居士

開山供養塔

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