日輪寺、菊池武時の供養塔、赤穂浪士遺髪塔ほか

熊本県山鹿市寺島の日輪寺。
平安時代に創建と云い、鎌倉時代に菊池武時が天庵禅師を招いて再興する。
以降江戸時代まで菊池・加藤・細川の庇護を受けた。
元禄赤穂浪士討ち入り事件において、大石内蔵助ら十七名が細川家預となった為、遺髪塔が建てられている。ほか、菊池氏ゆかりの墓石もある。

楼門

庭園

了心素覚尼の墓。
菊池武時の娘。日輪寺再興の後、此処に住んだという。
五輪塔。

赤穂十七士遺髪塔
大石内蔵助ら細川家に預けられた赤穂浪士のうち十七名の遺髪塔。
接待役を務めた堀内伝右衛門によって建てられた。
のち明治や昭和に修築や碑が置かれたりなどを経て現在に至る。

羅漢槙
菊池武時の手植えと云われている。

おびんずるさま

菊池武時の供養塔
武時は菊池氏十一代当主。鎮西探題を攻めたが失敗して戦死する。
子の菊池武重、武士、武光らは当主となり、武澄や武敏など有名な人物も多い。

堀内伝右衛門の墓
大石内蔵助ら細川家に預けられた赤穂浪士の接待役。
右が伝右衛門。泉石院山林旦夕居士。
左は妻の墓

大石内蔵助像

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