千栗八幡宮

佐賀県三養基郡みやき町白壁にある千栗八幡宮。
肥前国一宮を称する神社の一つ。国幣小社

神亀元年、聖武天皇の勅を以て養父郡司の壬生春成が社殿を創建したのが始まりと云う。
宇佐神宮五所別宮の一と称される。
慶長十四年には後陽成天皇より肥前国総廟一宮鎮守千栗八幡大菩薩の勅額を賜る。

一の鳥居
鍋島直茂によって奉納された鳥居。

お粥堂
創建以来、参拝者へお粥を供覧する場所という。

武雄神社
摂社。
室町時代の境内絵図に登場する。

鳩森稲荷神社
千栗八幡を建てた壬生春成が狩猟の際に弓に鳩がとまった。
これは八幡の使いであり、その夜夢枕で境内に千本の栗木が一夜にして栗林になったと云う。のち千栗八幡と称す。
この神社はこの故事から名付けられた。

近世っぽい宝篋印塔。

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