大照院、毛利氏墓所

山口県萩市椿青海にある霊椿山大照院
萩藩毛利氏の菩提寺の一つ。

毛利綱広が秀就の菩提寺として明暦二年に建立した寺院。
県境四年に火災で焼失するも寛延三年に再建される。
訪れた当時は修復工事中だった。(平成二十七年時)

楼門
国指定重要文化財。

庫裏
国指定重要文化財。
焼失後再建されたもの。

書院
国指定重要文化財。

本堂内部
修理工事現場に見学用ルートがついていた。

毛利氏墓所
東光寺と同じく石畳・石灯篭・鳥居が並ぶ。
こちらにあるのは秀就・綱広・吉広・宗広・治親・斉煕・斉広。

毛利氏十五代・毛利秀就の墓
毛利輝元の子。豊臣秀吉からの偏諱。
関ケ原のち防長二国に減らされ、萩を新本拠として萩藩初代になる。

毛利氏十六代・毛利綱広の墓
大照院を建立した代。

毛利氏十八代・毛利吉広の墓
子が居なかったため、長府藩毛利氏から養子を迎えて吉元が家督を継ぐ。

毛利氏二十代・毛利宗広の墓

毛利氏二十二代・毛利治親の墓

毛利氏二十四代・毛利斉煕の墓
福原氏へ養子に出していた斉元を呼び戻して跡継ぎにして隠居。
なお、斉煕と同年に斉元も死去、さらに斉元の跡を継いだ斉煕実子の斉広も同年に死去。

毛利氏二十六代・毛利斉広の墓
斉煕の子。斉元の養子。父・養父と同じく天保七年に死去。

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