臼坂城

愛媛県今治市朝倉北にある臼坂城

朝倉村誌で存在に触れられている城跡。
矢矧神社背後の山と云い、神社左手から山上までの道がついている。
山頂部分はシダで埋もれているが若干削平された様な箇所もある。

城主は臼坂氏。
河野十八将の黒川美濃守通博の旗本の家で、
河野分限録にも白坂三郎兵衛尉の名前が見えている。
朝倉村誌曰く、白坂三郎兵衛知清という。

平時は笹ヶ峠に居館を設け、三好氏襲来に供えていたというが、
白坂城は天正十三年落城という。時期的に天正の陣の時か。
以降は、高市郷古谷に居住した。村誌曰く、臼坂姓の人が多く住むという。

少し南側の峰。
若干削平感はある。

山頂部分
ほぼシダ植物。

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