奇跡の一本松等震災以降

岩手県陸前高田市気仙町にある震災遺構

道の駅高田松原を中心に、震災の遺構が保存されている。
何れも道や駐車場・説明看板が整備され見学が容易になっている。
平成二十三年、東日本大震災の津波によって陸前高田も被害を受けた。
市街地含め大部分が失われたが、一部残った建物が史跡保存された。
これにより地震の脅威が後世に於いて、目に見える形で知る事が出来るようになった。

道の駅高田松原
ここも震災で被害を受けたが、新しくリニューアルされた。
震災以降を回る拠点にできる。

奇跡の一本松
道の駅の南西側、道がついている。
アカマツとクロマツ交配種のアイグロマツ。樹齢百七十三年。
この辺りには七万本の松原が江戸時代より植えられていた。
東日本大震災にて松原が壊滅したが、この一本のみが倒れずに残った。
翌年の平成二十四年に枯死したが、芯棒を入れて保存された。

陸前高田ユースホテル
一本松の側。
昭和四十四年竣工の建物。
震災の少し前である一月から休館中だったため当日客は居なかった。
完全に崩落しなかったことで、一本松が残ったと云う。

タピック45
元、道の駅。
現在の道の駅東に隣接している。
震災時には水没したが、上部のみ沈まず、三名が助かったと云う。

高田松原物産館の辺り。
道の駅跡の隣、建物跡。

気仙川水門

気仙中学校
道の駅の西。
建物上に津波到達ラインの看板があり、完全に水没した様子。
津波到達前に非難が完了したことで犠牲者がでなかったと云う。

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