一夜庵、山崎宗鑑・細川氏政の墓

香川県観音寺市八幡町にある一夜庵など

興昌寺の境内にある。
一夜庵は山崎宗鑑が享録元年に結んだ草庵。
観音寺市指定文化財。
山崎宗鑑は室町時代の俳諧師。元は志那範重と称し足利義尚に仕えたが、義尚の市により名を改めて、明応年間に京の山崎に移った。
のち、親交のある東福時の梅谷という僧が興昌寺へ移った為、宗鑑は此処に移り住んだ。
草庵の名は一夜以上の宿泊を禁止したためという。

山崎宗鑑の墓
一夜庵の建立者。
寛正六年生まれ。天文二十二年十月二日没。
一夜庵の隣にある。
五輪塔で風化が激しいが、「宗鑑法師之塔」の石標柱が建っている。

細川氏政の墓
九十九山城主。
火輪がいくつも重なった五輪塔。一夜庵の向かいにある。
天正六年頃、土佐方の攻撃を受けて自害した。

塩津直方と一族墓所
丸亀藩観音寺町奉行という。
直方を探しきれず断念。上の土塀に囲まれた箇所は違うようだ。

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